三島おさむの県政つうしんブログ

島根県議会議員、三島治の活動日誌です

2011年2月28日(月)

委員会からの報告事項

 完全に選挙モードです。


議会は不要? 今日は常任委員会でしたが、尻に火がついている議員?でしょうか、常任委員会の要職にありながら朝から委員会を欠席している方があるとこぼす方がありました。そういえば、質問戦を行っている議場も櫛の歯が抜けていましたし、僕の常任委員会も午後から欠席の先輩がありました。


 大切な新年度予算審議の中であるのに、どうしても緊張感に欠けるように思います。ただ、委員会は今日終了との思惑も一部にはあったと思いますが、熱心な審議と思わぬ手間取りもあったりして明日へ持ち越し。


 議員のためではなく、県民のための予算を審議・論議すべき定例議会ですから、きちんとして欲しい。だから、議会不要論まで飛び出す。もっと、県民の監視の目が行き届くと良いなあと思います。


 おっと、監視の目が行き届かないときちんとできないような議会はひょっとしたら不要かも。一方、議員は落選したらただの人という現実もありますが。


 


 常任委員会の報告です。最初に、コメントいただいた浜田ろう学校の寄宿舎問題です。


浜田ろう学校寄宿舎問題 確かに、コメントにあったとおり4月から1名になるとの事。現在どうするか検討中との事ですが、寄宿舎指導員は現在の半分、4名で検討しているとのことでした。規約改正などは必要のようですが、養護学校寮への入寮は可能との事。


 寄宿舎に1名で入寮というのも教育効果などを考えるとどうかと思いますが、養護学校寮生との交流を検討中とのことでした。


 効率化が優先ではないと思いますが、本人にとって最善の道を検討すべきだと思います。ということで、再検討をお願いし、結果の報告を求めました。


環境整備員配置 次に、特別支援学校への環境整備員配置(特別支援学校図書館フレッシュアップ事業)についてです。


 先日のブログには嘱託職員を配置と書いたように思いますが、予算額が少なかったので、あれっ?と思い確認したところ、週3回で1日4時間、7月から配置するというもの。そして時給700円。


 だから、整備員という名前にしたんですね。きっと。事業は、整備員配置にと担当者研修が4回計画され、第1回目が鳥取県立白兎養護学校、鳥取大学附属特別支援学校への先進地視察が予定されています。去年僕が行ったとこジャン!でも、先鞭をつけたということになるんでしょうね。


 先進地視察、近くに素晴らしいモデルがあってラッキーです。不満がないではありませんが、ここまで進んだということは凄いことと考えたほうが絶対良いです。現場の変化を期待したいです。


注目!隠岐の島町 次に、義務教育学校への学校司書等配置事業ですが、今年度はボランティアが165校、パートの司書Aが148校、嘱託の司書Bが23校です。来年度は、学校の統合もありますがボランティア151校、司書A144校、司書Bが33校へとまた拡充されます。


 司書Bの配置が増えるところは松江市の10人から16人、隠岐の島町の1人から5人です。松江が頑張るようですが、特筆すべきは隠岐の島町です。成果を見てのことだと思いますが、選挙が終わったら、真っ先に訪問したいところです。


 体制的にはとても充実する松江市の取り組みですが、県内の学校や自治体をリードする取り組みになって欲しいものです。


 もう一つ、どうしてもお伝えしたいことがあります。それは、「学びの場を支える非常勤講師配置事業」についてです。これを書くと、これだけで記事1本分になるので、明日、取り上げることにします。

作成者 三島治 : 2011年2月28日(月) 21:41

2011年2月27日(日)

「強い農業」とは?

 ただ一度でしたが、「ホーホケキョ」、今年初めて鶯の鳴き声を聞きました。


 早春の鳴き声は、訓練不足だぞ!というものが大半ですが、今日の鳴き声は完璧でした。きっと成鳥だったのだろうと思います。幼鳥の鳴き声はいつごろから聞こえるんでしたっけ?まだでしたっけ。


 写真の野草、何という名か知りませんが、道路端で可憐に咲く花です。お気に入りの野草の一つです。


「強い農業」とは? 日経文庫の「食料を読む」農業経済の本で、すぐに読み終わりそうな本ですが、今日読んでいた中に興味深いところがありました。「強い農業」とは?という節に書かれている貿易自由化のうねりの中で、日本農業が生き残る術を考えています。


 今まで読んできた農業関係の本で、農業を農業経済論で考える角度では始めての切り口です。


 オーストラリアのある小麦生産農家は、農地面積5,800ha、一区画が100ha。ここを本人と父親と叔父の3人で営農しているが、適正規模は10,000haで、日本の大規模米農家で100haを耕作する稲作農家は500区画を工作していると。


 規模や価格では所詮勝負にならない。


ケージ飼い禁止 スイスでは、1991年からケージ飼いが禁止され、鶏は野原で伸び伸びと育て卵を産むのが当たり前とされ、値段は高くとも、それが本物で当たり前だから3〜4倍の開きがあっても国産に手が伸びるのだとか。


 また、スイスでは近々周辺のEU諸国とのFTAが成立し、イギリスやドイツから3割も4割も安い農産物が入ってきても負けないという。


 その訳は、山間の傾斜地の多い農業は、ドイツやイギリスとはとても競争できないが、ナチュラル、オーガニック、アニマル・ウェルフェア(動物福祉)、バイオダイバーシティ(生物多様性)などへの取り組みを徹底すれば、価格は割高でも消費者は納得して買ってくれると農業省は確信を持っているからだと。


高くても買う わが国で消費者アンケートを行うと、「高くても国産農産物を買う」との答えが90%になるのに、実際の消費行動とはギャップがある。消費者へのインセンティブを高める努力が不足していると書かれています。


 農業を経済として考えるのは間違いではと思う僕ですが、そうは言っても、経済として考えないと就農者の確保は簡単ではないし、画餅では持続性もない。生活型農業の次、家族型農業はこのあたりの取組みをしっかり進める必要があるだろうと。


 島根県では有機農業への取り組みや、消費者へのインセンティブを高める取り組みも緒についたばかり。その勢いを増して行きたいものだと思います。

作成者 三島治 : 2011年2月27日(日) 22:33

2011年2月26日(土)

ふきのとうと特別支援学校の図書館活用

 両手一杯、やっと外界に顔を出したふきのとうのをお持ちの方がいらっしゃいました。垂涎もでしたが、たまたまカメラを持っていなくてとても残念!


 お尋ねするあちこちのご家庭の玄関に、僕の好きな水仙が活けられています。どこか、野に咲く水仙はないかと思っているのですが、なかなか出合えないでいたら、ふきのうとうに出会いました。


 そして、それから間もなく、たまたま車を停めた駐車場の片隅に、ほっこりとふきのとうが顔を出していました。運良くカメラを持っていたので皆さんにお知らせしたいとパチリ。今見てみると、綿毛に覆われているんですね(^^


 赤ちゃんを見るようで、とても心が和みます。


特別支援学校の図書館活用 昨年8月6日のブログに、特別支援教育での学校図書館活用について取り上げました。全国学校図書館研究大会のこの分科会で特別支援学校の図書館活用について知ることとなりました。


 これって全く空白でしたから本当に目を見張るような驚きでした。その後、すぐに関係の本を読み、現場を見なくちゃと先進地の視察とわが県の特別支援学校を何校か訪ねました。その落差は驚きでした。


ちょっとがっかり これは、以前から課題と思っていた高校への司書配置へのアプローチもなるし、まずここだと思い議会で取り上げ、関係機関にも働きかけました。が、そこがすぐ動くという感触を持っていなかったのに、高校司書配置が決まりました。正直、ちょっとがっかりでした。が、後で分かったことですが、何のことはない、こちらにも人配置が決まっていたのです。


N准教授 そんなところに、今日、専修大学のN准教授からメールが来ました。僕のブログで見たけど、詳細は?全校配置になるのですか?というもので、とてもお喜びいただいたようでした。


 僕が、特別支援教育での学校図書館活用という問題意識を持ったのは、N准教授と交流会でご一緒し、先生の分科会に参加したからです。


 でも、先生も島根がこんなに早く動くとは考えても見ないことだったと思います。この分野の専門家であり、島根の特別支援学校教育の恩人ともなるであろうN准教授、ぜひ一度島根にもお呼びできたらと考えています。

作成者 三島治 : 2011年2月26日(土) 23:46

2011年2月25日(金)

しまね学校図書館活用フォーラム〜一問一答質問から

 予算案が可決されればですが、本年11月11日(金)、12日(土)、島根県民会館を主会場に、「しまね学校図書館活用フォーラム」が開催されます。


 今期最後となる僕の質問、先日お知らせしたとおり、子ども読書県しまねについて取り上げましたが、ここでは、事業2年間の総括を知事に、「学校図書館活用フォーラム」の概要を教育長に尋ねました。


しまね学校図書館活用フォーラム フォーラムは、県外の学校図書館関係者300名を迎え、1000名の規模で計画されることになっています。内容は、内外の学校図書館の専門家による講演、分科会での実践発表、児童生徒による意見発表、「島根の学校図書館の明日を考える」シンポジウムが予定されています。


 昨年末亡くなられた東出雲の鞁嶋町長は、県に先んじて町政の中心課題として学校図書館の充実に取り組んでこられました。健在であればこの開催をどれだけ喜ばれただろうかと思いますが、鞁嶋町長の素晴らしい業績の一端がこのような形を取って全国に発信されることになったと感じ、学校図書館を教示いただいた一人であり本当に嬉しく思っています。


大田市立富山小学校 先日、高鷲先生が島根に来られた折、出身校である大田市立富山小学校を尋ねられたとのこと。生憎、インフルエンザで休校、予定されていた図書館を活用した授業は見ることができなかったようですが、多くの関係者が集まられて素晴らしい意見交換が行われたと先生のブログと、お世話いただいた石田議員のブログに書かれていました。


 大田市の学校図書館に対する取り組みには目を見張るものがあります。そんな一端は先日のブログにも書いたとおりですが、全校生徒26人の富山小学校の様子をブログで拝見し、以前お邪魔したときとのあまりの変わりように本当に驚いています。


 こうした変容やそれに伴う子どもたちの変化を実感する昨今、さて、どんなフォーラムになりますか、今からわくわくする思いです。全国の関係者の皆様、11月、ぜひ島根においでください!


 さて、質問で取り上げたことで報告したいのは、2年間の取り組みの総括ですが、知事からは、市町村で図書館を充実する動きが強くなってきたこと、保護者にも図書館支援の動きが広まっていること、先生方には図書館活用の動きが出てきたことなどをあげ、ここまで予想しなかったがとても進んでいるという認識を示され、図書館を活用した教育は勿論のこと、もっと読書をするように、また、子供たちの健全育成に対応していきたいとの答弁でした。


 その他の質問内容等については、別途ホームページに掲載したいと思います。

作成者 三島治 : 2011年2月25日(金) 13:03

2011年2月24日(木)

特別支援学校に環境整備員

 一問一答質問の答弁を聞きながら、えっ、それって何?と思い、担当課に電話をして聞きました。


 以前から要望し続けていた白石議員が、高校司書配置について質問致しました。彼女の質問の趣旨は、片山総務大臣の肝いりで予算化された(単年度ですが)光を当てる交付金を使い、新年度から12学級以下の高校にも司書配置が実現するのですが、将来的には嘱託ではなく正規雇用をというものです。


環境整備員を配置 将来的には嘱託ではなく正規雇用をという一連の質問への答弁に、全ての特別支援学校に新たに環境整備員を配置し、図書館環境の充実を図るとありました。環境整備員???なんのこっちゃと言うことで冒頭の電話になりました。


 環境整備員、司書に近い役割を果たす人ということのようで、新たに配置される高校司書と同じく、嘱託の職員をとりあえず2年間配置しようとするものなんですね。三島議員のお陰で配置されることになりましたと。それならもっと早く教えてくれればいいのに!


嘱託から正規雇用へ それはそうとして、将来的には嘱託ではなく正規雇用をという主張、そうなんですけどね。彼女は県職出身ですから、当然そんな質問をしなくてはならないと思いますが、県教委と市町村教委という行政範囲の違いがありますが、全体のスキームからすれば、小中学校図書館に配置されたパートのA司書の処遇改善が先だろうと思うわけで、、、


 全体のスキーム、僕は、子ども手当は、疲弊した学校現場にもっと人を配置するなど、機会の平等を担保するような形にシフトすべきだと思っています。嘱託から正規雇用への論は、誰を中心に考えるのかという点で僕には違和感があります。


 ちょっと辛口だったかな?


県議会の梅 一昨日からちょっと気になっていましたが、県議会の裏の梅ノ木に花が一斉に咲き始めました。数日来の陽気に誘われたのでしょう。このまま一気に春!となって欲しいものです。


 


曽田文庫に寄贈を 2月20日の山陰中央新報、さんさん(ぽかぽか情報ステーション)に曽田文庫から「寄贈のお願い」文が掲載されました。



曽田文庫に寄贈を
私設図書館「曽田文庫」(松江市雑賀町286)は皆さまから不要本を寄贈いただき、そのご厚意で運営しています。大学、事業所などでお使いになった専門書のほか、一般家庭でお読みになった小説、絵本などジャンルは問いません。直接文庫にご持参いただくか、お電話(0852・23・7688)ください。


 卒業、進学、転勤など人が動く季節です。お知り合いなどに不要本を曽田文庫に寄贈していただくよう声を掛けていただくと喜びます。よろしくお願いいたします。

作成者 三島治 : 2011年2月24日(木) 20:09

塩見直紀氏講演会のご案内

 半農半Xというコンセプトを世に発信している塩見直紀氏を招き、講演会と意見交換会を計画しています。主催は、僕も会員になっている日本エコビレッジ研究会にお願いしました。


 きっと、塩見さんの素敵な生き方に触発を受けることになるだろうと思いますし、塩見さんが拾い集めた珠玉のような箴言も聞けるのではないかと楽しみです。


■□■□−−−−−−−−−−−−■□−−−−


NPO法人日本エコビレッジ研究会  第5回 意見交換会


  テーマ:「半農半X」という生き方            



  • 日 時:3月6日(日)14:00〜17:10

  • 場 所:県議会議事堂別館1F会議室(武道館隣)松江市内中原町40

  • 14:00〜17:10 講演及び意見交換(受け付け13:30)

  • 話題提供者 塩見直紀氏 「半農半X」提唱者

  • 参加費:会員無料 これから会員500円(会員ではない方)
         当日までに、ご入会頂くと参加費は無料!

  • 参加者:趣旨に同意する方なら誰でも参加できます。
              45名程度の会場です。予めお申込みをお願いします。

  • 交流会:17:30 場所は当日御案内(会費:1,000円)

  • 主催:NPO法人日本エコビレッジ研究会
    共催:県議会議員 三島 治


【趣 旨】
 世界人口の増加に伴いエネルギー消費量は爆発的に増加しています。環境破壊と地球温暖化問題、そして食糧問題は深刻な問題です。もう既に、地球が1.3個必要な状況になっています。日本エコビレッジ研究会は持続可能なライフスタイルにするために「一つの地球で足りる暮らし方」を求めて意見交換会を行なっています。初回参加大歓迎です。ご参加お待ちしております。


【スケジュール】
14:00  ご挨拶 理事長 召古裕士
14:10  講演 テーマ 「半農半X」という生き方
             講師 塩見 直紀氏(半農半X研究所 代表)
15:50  意見交換会
17:30  交流会(場所は当日御案内します)


 ※塩見氏のプロフィールはホームページを参照ください。

作成者 三島治 : 2011年2月24日(木) 10:00

2011年2月23日(水)

25日、一問一答質問に立ちます

 今議会、一般質問の時間として与えられた枠に残りがありません。6月、9月、11月定例議会で年間80分の枠を全て使いました。


 ということで、今議会はその他の枠として与えられている一問一答質問15分を使って質問をすることにしています。


 勉強会を踏まえて質問原稿を作り、本日、質問の意図確認なる行事を終え、細部を訂正、最終稿をつくり、メールしました。


 今回の質問は、こまごまとしたことを取り上げます。質問の項目は、



  1. 雪害への対応について

  2. 教育問題について
    ・学校図書館と子ども読書県島根について
    ・社会的に有為な人材の学校での活用について

  3. 立志塾について

 の3点です。この他、肝炎対策について取り上げる予定でしたが、僕の前に一問一答質問に立つ議員がほとんど同じ内容で取り上げると聞き、同じ趣旨の質問をしても意味がないので質問項目から外しました。


 僕の質問予定は、明後日25日(金)の2番手。10:45頃からになるでしょうか。


 今議会は、4月の選挙への対応に追われたのか、一般質問を予定していた皆さんが大挙一問一答質問に回り、異例の11人となりました。熾烈な選挙戦の選挙区は少ないと言われながらも、議員心理が働いている、かもしれません。

作成者 三島治 : 2011年2月23日(水) 22:09

読書力がそのまま学力に

 昨日は「竹島の日」で、記念式典があり出席しました。


 記念式典で楽しみにしていたことがあります。それは、「竹島・北方領土問題を考える」中学生作文コンクールの優秀作品の発表です。


 式典の後、幕が下りてさあ再開、幕が上がるとフォーラムのセッティングとなっております。どこで発表するんだろうと思っていたら、ビデオ映像が流れるではありませんか。


 多くの街宣車が集結し、過激な皆さんの参加などによる不測の事態を考慮してなのか、それとも、平日ですから授業などへの考慮だったのか良くわかりませんが、肩透かしを食った感じでちょっぴり残念でした。


 優秀作品の発表は、県内の中学1年生と3年生、5人の作文が発表されました。それぞれ共通していたのは、学ぶことの必要性を感じたという点。


素直な感性 僕が、特に感じたのは、五箇中学校1年生の男子生徒の「お互いのことをもっとよく知る必要があると思います。両国の交流をさかんにし、関係を深め、仲良くなって問題に取り組んでいけば良いと思います。両国がお互いに理解しあい、協力する姿勢をもって、問題の解決に力をつくしてもらいたいと思います」という発表。


 そして、横田中学校1年生の女子生徒の「私は、どの国のものでもなくみんなの島にしたらいいとも思います。領土を持つということは、国の政治力も表されるので大切だと思いますが、争いのないようにすることのほうが大事だとも思うからです」との発表です。


 中学校1年生の素直な感性が、こんな言葉になって表れたのだろうと感じています。このような素直な感性が、国際交渉の場などで現実化できるようになれば世界はもっと丸くなるんでしょうに。


 


読書力が学力に 幾つかの大学で講座を持っていらっしゃる先生が、読書力がそのまま学力につながっていることをとても実感すると仰っていました。


 ある大学で、学生に目をつぶらせ、夏休み中に何冊本を読んだかと聞いたところ、10冊以上という学生が半数近くいた。別の大学で同じ質問をしたら、1冊が約半数、半数はゼロだったとか。大学名を聞けば、きっと巷間言われる大学のランクと正比例しているんでしょうね。


貸し出し冊数7倍以上に さて、その読書について、大田市の広報おおだ2月号には2ページから5ページまでを使い「学校図書館がおもしろい」という特集が組まれていますが、そこには20年度に比べて、12月末現在でも貸し出し冊数が7倍以上に増えたという久手小学校のことが紹介されています。 


 全ての小・中学校図書館に司書等を配置するなど、島根県が取り組んでいる「子ども読書活動推進事業」ですが、読書量についてもこのような顕著な変化が現れています。


 年間の一人当たり平均貸し出し冊数が150冊という朝暘第一小学校では、学力向上を意識していなかったけれども格段に学力が向上したと聞いています。小、中、高と司書配置がされ、総合的に取り組む体制が出来上がる来年度から、どんな結果が現れてくるのか、学力問題に目を奪われたくありませんが、数字になって表れてくれば、事業としてより説得力を持つことになります。


 高鷲先生も島根の高校への司書配置をブログ、「島根県、県立高校の学校司書配置拡大」で取り上げ、注目してくださっています。


 島根は恵まれています。この環境を最大に活かしたいものです。

作成者 三島治 : 2011年2月23日(水) 16:01

2011年2月22日(火)

持続可能な農業施策

 議員生活44年の浅野議員が一般質問に立たれました。いつもながら、さまざまな意味で流石に年輪を感じる質問です。


よくもそこまで 雪害対策にかかる質問では、現場をよく歩き、小さなことも見逃さずに取り上げられる姿勢を改めて感じました。キャリアのことや年齢のことを考えると、よくもそこまで目線を下げて考えることができるというのは大したものです。負けずに頑張ろうと思います。


 また、浅野議員は農林族とでも言える方で、農業の現状をとてもよくご承知です。今日の質問にもその片鱗が覗いておりましたが、その中になかなか面白い質問がありました。


持続可能な農業施策 TPP問題に絡んで、知事が仰っている「県内農業・農家が持続可能な農業者施策」とは、具体的にどのような施策かと問われました。農業者は、こんな言い方ではよくわからんので期待もせんが文句も出ないという前置き付です。


 知事は、これについて2点あるとし、一つは産業として農業が発展できるよう集約化できること、二つには、中山間地域等の農村機能を維持できるよう、農業を核として生活できる再生産可能な所得補償が必要とされました。


ちょっとがっかり 僕は、この答弁にはちょっとがっかりです。昨日の新聞には、輸入米と国産米との価格差が2倍以下になっているとの記事がありましたが、TPP下で集約化といっても、価格競争の世界ですから、担い手が自立できる農業へのハードルはとても高い。


 所得補償についても、今の形で農家の足腰が強くなるのか?かえって農業経営の弱体化につながるのではないか、一歩進めて、デカップリングを行うにしても、この財政難の中で可能か、しかも、その線引きはどうなるのか、農民票と選挙にも関わってくる悩ましい問題です。


 経済の中で農業を考えると農業問題は本当に悩ましく、難しい問題です。

作成者 三島治 : 2011年2月22日(火) 17:13

2011年2月21日(月)

島根県の将来像、グランドデザインは

 今日の一般質問のトップバッターは、僕の尊敬する高校の先輩である五百川議員でした。


 先輩は、建設業界から絶大な信頼を置かれる議員だと思いますが、どんな問題についても表層ではなくて、常に本質を大切にし、論議しようとする姿勢には教えられることが多いですし、その一貫した姿勢には敬服するものがあります。


 その五百川議員の質問で耳をそばだてたのは、島根県の将来像、グランドデザインのイメージについて、柔軟な財政運営についての所見を求めるものでした。おっと、出たぞという感じです。


 先輩はいつも、島根県の将来像について熱く語り、国の、島根の将来像やグランドデザインを語り、示す政治家や政党がないといつも嘆いていらっしゃいますから。


 ただ、思い描く将来像はとても近いと思いますが、やはり少し違うと思っています。最初の質問で、自分の子ども時代を振り返りながら、政治は国民に夢を与えなければならないと語られました。


 「夢を与える」、この一点については異論がないのですが、先輩は経済は成長するべきだという前提であり(だろうと思います)、僕は、これからは縮小経済下だという時代認識があるだろうと思います。それは、思い描く「夢」が上昇志向にあるのか、もっと幅広く、例えば貧乏を可とするような中での「夢」もありとするのかという違いなのかなあと思っています。


 地域論についても、積極的地域再編論なのか(実は、僕も3年ちょっと前までは積極的地域再編論者でした)、結果としてなるかもしれないが、可能な限り持ちこたえるようにトライしたいということなのかという違いかもしれません。


 そして、二つ目の柔軟な財政論については、やはり、デフォルトを起こしてしまうようなことではダメだろう。何でもかんでも行政頼みではなく、少し辛くても、可能なことは市民協働でやろうという成熟した市民社会を目指すべきだという価値観に転換するべきではないかと思うのです。


 この思いの溝が埋まるのか否か見えません。どちらが正しいのか、という問題でもないかもしれません。現実は、様々な価値観を組み合わせながら進むのが政治や行政でので、先輩とは今後とも事あるごとに論議することになるだろうと思いながら聞かせていただきました。 

作成者 三島治 : 2011年2月21日(月) 23:27

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