三島おさむの県政つうしんブログ

島根県議会議員、三島治の活動日誌です

2010年12月31日(金)

凄い雪です

 凄い雪です。


 酷暑の夏、冬は寒いと言われていましたが、その通りです。松江でも、現在写真のように40センチ程度の雪が積もっています。


 大阪から甥たち一行が帰ってきましたが、8時間半かかったとのこと。半島部でも夕方4〜50センチの積雪で、集落から集落へのちょっとした坂道で何台もの車が立ち往生したとのこと。


 公共事業華やかりし頃には、土木やさんが除雪に利用できる重機をたくさん持ち、機動的な対応が可能でしたが、今は昔のこと。今日当たり、雪に慣れない海岸部では救急車も身動きできないかもしれません。ひょっとしたら、不安な夜を過ごされる皆さんもあると思います。


 こんなことに直面する今こそ、無縁社会から豊縁社会へとコミュニティを再構築したいものだと思います。


 今、年が明けたようです。


 新年あけましておめでとうございます。


 皆さまにとって、本年が素晴らしい年でありますように。また、わが国の未来に明るい曙光を見出せる年でありますように。

作成者 三島治 : 2011年1月1日(土) 00:53

2010年12月30日(木)

農業には無限の可能性〜生きもの豊な自然耕

 すぐに融けましたが、松江では午前中雪が積もりました。


 そんな中、我が家では恒例の餅つき、と言っても臼でつくわけではなく、電動餅つき機(餅こね機?)の力を借ります。写真は、出来立てを食べているところですが、美味しいですね(^^ よくわかりませんが、きっと臼でついた餅はもっと美味しいんでしょうね。


 破格の値段で古民家を手に入れた弟は、杵と臼でついたようです。来年は、一緒にやれると良いなあ。


 そんな餅つき作業を横目に、白い目を向けられながらこの時期に出す議会だよりなどの作業。名刺をファイリングして宛名印刷の準備です。明日一日かかりそうです。


不耕起・冬季湛水農法 さて、先日上京の折、何冊か本を買い求めました。合間に読み終えた岩澤信夫著「生きもの豊な自然耕」は、環境循環型農業に関する本の中の一冊。


 不耕起・冬季湛水農法、初めて聞く言葉でしたが、読んでみるととても理に適っていると思える農法です。勿論、無農薬無肥料。それでいて、慣行農法よりも収量が多いのだと。1932年生れの著者は稲づくり40年、ひたすら高みを目指して取組んできた結果がこの農法。


 稲刈りが終わると、田んぼに水を張り、田んぼは自然界の生きものに任せる。そして、その田んぼに強い苗を育てて移植栽培する。植物性や動物性のプランクトン、イトミミズやユスリカ、さまざまな昆虫、両生類、鳥たちの力によって豊な豊な圃場が生まれるのだそうです。


本物の農業 さて、氏は、将来のエネルギー枯渇の時代の農業や子や孫たちをとても心配しています。その時には、エネルギー多消費型の慣行農法は全部倒産してしまい、国民みなが農業にタッチするような時代になるだろうと予測をしています。


 そして、文明は自然を押さえ込むことで発展してきたが、自然に立ち向かうだけでは農業は勝てるわけがない。自然と折り合いをつけるのが本物の農業だと書いています。


無限の可能性 また、農業は何も完成したものがない。ハイテクの技術も入っていない。未開の産業だと。しかも矛盾だらけ。だから、無限の可能性を秘めていると。自然農法や不耕起・冬季湛水農法(これも自然農法だと思いますが)もその挑戦の歴史は浅い。本当に無限の可能性を秘めているかもしれません。


 氏は、有限の人生を歩んでいると知るのが遅すぎたと書いていますが、そんなことを言うと僕らはどうなるのか?今からでも農業は間に合うでしょうか(^^;


エネルギーの未来は? もう一冊、「エネルギーの未来」を先日読み終えました。エネルギー問題について本当はどうなのか、自分なりの見方を持ちたいと思ってのことです。


 エネルギー関係では、最初にディヴィッド・ストローン著「地球最後のオイルショック」は、相当ショッキングな内容で、続いて読んだのが石井吉徳著「石油ピークが来た」でしたが、この2冊はエネルギーの未来に相当悲観的な視点で書かれていました。


 エネルギーの未来は、世界を相手にエネルギー問題のコンサルを行う会社の手によるもので、2冊の本とは反対の視点で書かれているのではと思って読みましたが、可能性はあるものの、全く楽観視はできない状況に直面していると捉えるべきだろうというのが感想です。


 こうした資料でエネルギーの未来について考えてみると、岩澤信夫氏などが挑戦する農法は、とても説得力があるように思います。


島根の冬季湛水田 そうそう、冬季湛水は県内でもあちこち取り組まれています。安来市の宇賀荘や松江市の西浜佐陀町の白鳥の来る田んぼは有名ですね。


 冬、田んぼに水を張ると雑草を抑える効果もあるんですね。だから除草剤が少なくて済む。 最初は、白鳥のためではなく、白鳥が冬季湛水の田んぼを発見して来るようになったんでしょうね。


 ただ、県内には不耕起での実践はないと聞きました。不耕起移植栽培だと田植え機が違うようですし、農業者にとっては(も?)、今まで実践してきた手法を変える、価値観を変えるのは容易ではないようです。


 不耕起・冬季湛水農法が島根でも広がらないものでしょうか。氏か関係者においでいただき、勉強会ができないだろうかと考えています。

作成者 三島治 : 2010年12月31日(金) 10:45

2010年12月29日(水)

年末ですが

 僕にしては随分早く出かけたはずなのに、大渋滞。大きな大きな足跡を残された方ですから当たり前と言えば当たり前。超満員、盛大な鞁嶋町長の葬儀でした。


 3人の方からの弔辞がありましたが、副町長の弔辞の中心が学校図書館を活用した教育。1期目半ばとは言え、松江市との合併をはじめ、さまざまな取り組みをされた鞁嶋町長ですが、やはり、何といっても全国区に押し上げた学校図書館なんですね。


 卓抜した教育者だった鞁嶋町長ですから、子どもたちが大きく成長する姿を見守りたかったと思います。


 合掌。


 宍道先生を中心に、曽田文庫の打ち合わせ。再来年のひとり立ちに向けて、体制強化をしないと厳しいのではとの認識。


 気持ちはあるけど、濃い皆さんの中にはなかなか入り辛いねという皆さんにどう参加していただくか、来年の最大の課題です。そして、運営の基盤となる古書を集める体制の強化と。

作成者 三島治 : 2010年12月30日(木) 09:51

2010年12月28日(火)

意趣返し?

 一転、小沢氏が政倫審に出席するという。すったもんだの挙句、という印象です。


 ここまで、結論を引っ張ってしまった民主党執行部のリーダーシップの欠如や、政党としておよそ体をなしていない党内対立の姿は、国民の思いと全くかけ離れていると言っても過言ではないだろうと思います。


 その小沢さんが鳩山前首相と会談し、仙谷由人官房長官らの辞任が必要との認識で一致したとか。今頃になってそんなことを言い出すなんて、やられたらやり返す、こんな形の意趣返しって、いかにも程度が低いように思うのですが。


 所詮国会も娑婆世界ですから、われわれ下々の世界と一緒なんでしょうが、国のトップリーダーたる人達の世界がこの程度かと思うとやりきれないですね。


 朝、ある環境関係の企業にお邪魔しました。来年が全く見えないと嘆いておいででした。


 それは、民主党政権になってから官庁の仕事の進め方が3ヶ月も4ヶ月も遅くなってきたからと。


この続きは後ほど。

作成者 三島治 : 2010年12月28日(火) 18:01

2010年12月27日(月)

急がず、しかし、着実に

 次にむけて、いくつかの懸案について取り組みました。


 一つは、だんだん愛フェスタ。下準備の前段階ですが、関係機関との事前打合せを行いました。思っていた以上の滑り出しで、今後の大きな飛躍をも期待させるものだったかもしれません。


 第2回を開催する前、果たして来年の開催ができるのだろうかと不安になることもありましたが、素晴らしいスタッフの皆さんのお陰で結構楽観的でした。


 この経験は、いくら厳しい環境であろうと、楽しんで仕事に取り組むことで開かれていくものだということを改めて感じさせてくれる貴重な機会となりました。


 熱く、素晴らしいスタッフの皆さんに感謝ですね。来年は、もっと感動的な愛フェスタになるだろうと思います。


 もう一つは、先日から取り上げている“若者と地域をつなぐインターンシップ”のようなものを松江市でも、というプロジェクトを推進するため、学生や関係者と懇談を行いました。


 まだ、明確な方向性や内容が詰まったわけではありませんが、ちょうど選挙もあるのでうまい具合かもしれません。


 急がず(結構僕も急ぐほうかもしれませんが)、しかし、着実に前に進みたいものだと思っています。

作成者 三島治 : 2010年12月27日(月) 23:56

2010年12月26日(日)

鞁嶋町長の訃報〜思いを継ぎたいです

 公明党の先輩だった元議員が鬼籍に入り、今日は葬儀でした。


 以前から約束をしていた用事で出席できなかったということもあって、その方のことを考えていたところに、東出雲町の鞁嶋弘明町長が亡くなられたと電話が入りました。金曜日にお会いしたばかりでした。重なる訃報、残念で、、、


 僕にとっては、鞁嶋町長は最も感慨深い首長さんといえます。だって、ライフワークとして取組んできた学校図書館の充実と、学校図書館をインフラとして活用する授業の展開において、島根の最も先進モデルを作ってくださったのですから。


 町長とのお話で忘れられないのは、なぜ学校図書館だったのかという問いに、松江北高校の校長だったとき、途中からぐんと伸びる生徒がいるのでなぜかと調べたら、その生徒たちの共通点は、とてもよく本を読んできた生徒だったからだと。


 東出雲中学校に司書が配置されて5年弱、揖屋小学校で4年弱、僕が見る限り、これだけの短期間でよくここまで変わってきたものだと思います。


 一昨年から学校図書館に光を当ててくださった溝口知事のお陰で、島根の学校図書館は劇的に変わりつつあります。また、学校図書館を活用した教育も徐々に充実してきました。それらの学校の校長先生や学校図書館関係者の大きな目標が東出雲の小中学校です。


 島根県学校教育の大きな柱となった“こども読書県島根”という目標、そこでひときわ光る大きな星が東出雲町の各学校ですが、ここに来るまでには、自分の首を賭けて取り組んでこられた鞁嶋町長あったればこそです。


 また、東出雲中学校が新築中ですが、学校の真ん中に4教室分の図書館が設置され(普通2教室分程度)、PCルームや視聴覚教室とも連携できるようになっていてメディアセンターとして機能する予定だとか。この中学校の図書館にも、鞁嶋町長の強い強いこだわりがあったと聞きました。


 そんな島根の教育の大きな基盤を作ってくださった鞁嶋町長の訃報です。市町村合併を来年の8月に控え、松江市の学校図書館活用教育の行く末をずっと気に掛けてくださっていたと思います。


 すばらしい松江市の学校図書館活用教育を目に焼き付けておきたかった筈です。活動の場は違いますが、町長の意思を継いで、そんな道筋をつけたいものだと思っています。


 もう少し一緒に、目標に向かいたかったです。本当に残念でなりません。

作成者 三島治 : 2010年12月26日(日) 19:29

2010年12月25日(土)

猛風雪の中の法事

 猛風雪の中の墓参りとなりました。


 “おひとりさま”だった叔母二人。一人の叔母は、都会地に住んでいましたが死後数日して近所の人に“発見”されました。


 もう一人の叔母は、我が家のすぐ近くに家を構え、やはり一人で住んでいました。民生委員さんからちょっとおかしいかもと連絡を受けて行ってみると、どことなくおかしい。診察を受けると認知症との診断。


 あの気丈な叔母がと戸惑ったことを思い出します。一人住まいですから、まず施設をと思い、ケアハウスを当たりましたが、どうしても家を離れたくないとの本人の意向で在宅でした。


 でも、心配をよそに、ケアプランで計画したデイサービスにも行かず、ホームヘルプも大半は断りましたので、僕の家内が苦労しました。家内にとっては食事の宅配を受け入れてくれたのは救いだったと思いますが。


 そんな叔母も1年を待たずに肺炎で入院、正月があけて亡くなりました。そんな叔母たちの13回忌と、7回忌の法要でした。


 振り返ってみて、その当時はそんなことを考えても見ませんでしたが、“在宅一人死”を支える体制があれば、本人にとっても親族にとってももっと良かったかもしれません。


 猛風雪の中、そんなことを考えていました。

作成者 三島治 : 2010年12月25日(土) 21:31

2010年12月24日(金)

人脈数珠繋ぎ

 昨日、インターンシップを江津で!というブログを書き、人脈数珠繋ぎと紹介しました。


やはり人脈数珠繋ぎ 彼女に、何人かを紹介すると約束をし、昨夜、CCでメールを書きました。早速、繋がるんですね(^^、彼女からも聞いてきましたが、やはり数珠繋ぎ。新しい人脈も広がったと思いますが、思わぬところに繋がっている。


 それは、バーチャル、リアル取り混ぜた世界ですが、先程、奥出雲のある女性からメールをいただきました。僕のブログを見てビックリ、一昨日一緒でした、と書かれていました(^^


 Uターン歴7ヶ月余り、「スピード感が大事なのは営業時代によく分かってる。相手の想像の範囲を超えていくのが目標」と彼女のブログに書いてありましたが、まさに!!!


 そして、昨夜、というか未明のメール、痛飲した後だと思いますが、「『”全力”で動きながら考える』田中ですので今後ともどうぞよろしくお願い致します」と書かれていました。


決めて動けば結果がでる 青年時代、「決めて動けば結果がでる」と先輩から教えていただきましたが、目標を決めたら徹底して動く、これって世界がどんどん広がってくるものです。世界が広がると考える必要がありますが、立ち止まって考えてもしようがない。やはり、動きながら考えるものだと思います。


 だから彼女の行動は波風が立ち、旋風さえ起きる、と思います。セオリー通りの行動ができる女性、、、女は凄い!そして、重層的なネットワークで面になっていくと、地域って大きく変わるのではないかと思います。またまた楽しみが一つ増えました。


尽くして尽くして尽くしまくる 徹底してお客様に尽くす、そう断言され、着実に実践している建設関係の二代目、40代社長とお話しました。


 今時、従業員に忙しすぎるほどの仕事を確保することだってできると断言されました。この会社は、建築が主体ですが、そこまで言い切れるって凄いことです。


 先日、野井の民宿の忘年会でご一緒した中古車販売ディーラーの取締役の方は、会社の経営方針を「尽くして尽くして尽くしまくる」と仰いました。それは、必ず帰って来るんだとも。


 勝間和代氏は、大田市のセミナーで「『三毒』追放を実践する〜妬まない、怒らない、愚痴らない。そしてGiveの5乗〜与えて・与えて・与えまくる」と話しましたが、商売でも、人の処世術でも一緒だと思います。


不軽菩薩 は、どんな人に対しても礼拝をした。全ての人には仏性があるのだから、その仏性を敬う、至極当たり前ですが、簡単にはいかない。人の立ち居振る舞いを、表面を見てしまう。でも、本質は素晴らしい生命を内包している。


 どんな人をも肯定し、尊敬したいと思いますが、簡単にはいきませんね(><


 尽くしまくるというのはそんなことだろうと思います。そんなことを実践できる企業は、絶対安泰だと思うし、そんな価値観を経営トップが共有できれば、島根の産業ももっと堅実な歩みが進められる?と思うのは甘いでしょうか。

作成者 三島治 : 2010年12月24日(金) 23:09

2010年12月23日(木)

インターンシップを江津で!〜元気な女性、田中さん

 先月、環境フォーラムで名刺交換をした元気な女性が、インターンシップの取組みについて話を聞きたいと訪ねてきてくださいました。


人脈数珠繋ぎ 島根の元気な女性、何人も知っていますが、これだけの行動力を持つ女性は稀有に近い。しかも、彼女は今春島根にUターンしたばかりです。なのに、どこまで熱い人達の人脈が数珠繋ぎになっているのか、計り知れません。


 ブログで紹介するのに写真を撮りたいけどと話すと即OK。もっと知ってもらいたいのでぜひという、およそ島根人らしからぬ彼女の名前は田中理恵さん。(rietana blog


 安来市出身で、現在安来市商工会の地域振興巡回員。大学で社会学を専攻し、その時に主婦に永久就職ではなく働こうと思ったというほどの変り種(^^ きっと、でべそな資質は持っていたのでしょうが、前職のリクルートで開花したのかもしれません。


インターンシップを江津で さて、彼女は、先日開催された江津市の地域課題を解決するためのソーシャルビジネスコンテストに出場、「若者と地域をつなぐインターンシップで江津をプロデュース!」というテーマで大賞を受賞し、ETICの内定を断り、来春から江津市に。


 江津市では、地域課題解決型のNPOを立ち上げ、「ものづくりには自信を持つが、販売戦略、情報発信、ブランド戦略などに手が回らない中小企業。一方で、地域に貢献したい、何かに夢中になりたい多くの大学生がいる。2つの課題を解決する為に、企業のIT導入や広告企画を担うプロジェクトチームを結成し、そこに学生のインターンシップを受け入れ、若者の挑戦する機会を提供する」取り組みを行うと。彼女の目指すインターンシップは、



従来の職業体験のインターンシップではなく、中小企業がなかなか手の回らない情報発信、IT戦略の分野の新規事業を提案するもの。(期間も2週間短期コースと、3ケ月以上〜長期コース)インターンの受け入れは、企業ではなく当団体で受け入れ、3〜5人のインターン生によるチームを結成し、企業に対して広告の提案を行うものとする。


 と、なかなか具体的です。そして近い将来の目標は、インターンシップを起点に、地元の再発見、若者と企業の交流を増やし情報発信を強化する。(3年後)地元の商品や企業に付加価値を付け、都市部へ出荷し外貨獲得につなげる。また、挑戦する若者自身や企業の姿を都市にむけ発信し、UIターンの誘致。(5年後)外貨獲得による雇用創出、Ulターンからの新規創業を生み出し定住化につなげる。


社会起業家育成の実践的プログラム 志も高く、彼女自身が11月議会で取り上げた社会起業家そのものだと思いますし、この取組みが社会起業家育成の実践的プログラムになりうると思います。


 彼女のフィールドは、当面浜田や江津が中心ということになると思いますが、近い将来、鳥取や松江、そして中国地域、四国をもネットワークすることにつながるのではないかと期待を抱かせてくれました。


 僕も一つのテーマとして考えている「若者と地域をつなぐインターンシップ」、松江市でも具体化をしたいものと改めて自身で確認しました。

作成者 三島治 : 2010年12月23日(木) 17:23

2010年12月22日(水)

待機高齢者ゼロ作戦は願い下げ

 市内のある市営住宅に行きました。単身高齢者が本当にたくさんいらっしゃいます。先日の上野千鶴子さんの講演会を思い出していました。


 僕が若い時に本当にお世話になったご婦人の方が介護が必要になり、住み替えで1階に移動し週1回のデイサービスを受けていらっしゃいました。


 お尋ねした時、ちょうどそのデイサービスから帰ってこられた直後。ヘルパーさんもお見えになり、帰って来られた時の機材の片付けや夕食の支度の準備に取り掛かろうとするその時でした。。


 ご本人はベッドに座っていらっしゃいましたので部屋まで上がり、少しの時間でしたが久しぶりの会話。


 ベッドの回り、手の届く範囲に生活に必要な道具類が並べられ、ご自分でできることは自分でやるぞ、そんな決意が伝わってきました。彼女の生活を支えるヘルパーさんは、生活支援のために日曜祝日を除き毎日来てくださっているようです。


 短時間のお話でしたから彼女がどんな今後を望んでいらっしゃるのか、よく見えませんでしたが、身の回りに生活用具をそろえていらっしゃる様子から彼女の決意を感じたのです。


 その思いをどう現実化するのか、、、彼女には息子さん、娘さんがいらっしゃいますが、どんな話し合いになっているのか、そこまで聞くことはできませんでした。ですが、彼女の深い思いを支え、適えてあげられるようなそんな仕組みを作りたいと改めて決意しました。


 彼女は介護を必要としていますが、その予備軍とも言える皆さんにもたくさんお会いし、そんな話をしました。今の時代を愚痴もこぼさずひたすら作り上げてきた貴い皆さんです。やはり、待機高齢者ゼロ作戦は願い下げだなあと改めて思いました。

作成者 三島治 : 2010年12月22日(水) 20:52

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