一般質問が終わりました。地方議会、しかも県議会で力を入れることではないかもしれませんが、ソーシャルバンクと地域通貨について、評価をして下さった方がありました。嬉しかったですね(^^
厳しい評価 また、傍聴に来てくださった知り合いの方から、メールを頂きました。そこには、「たくさんの項目について格調高くまとめておられましたね。欲をいえば、時間の関係もあり、質問項目が多すぎるのと、三島さんの思いが溢れすぎていて、さて、『島根県でなにをして欲しいのか。何をすれば良いのか。』の具体的提言が聞こえてこなかったのが残念でした」との厳しい評価でした(^^;
確かに、6月議会の貧困問題もでしたが、今回も気になっている点でした。特に思いのあったところが県とは直接関係がないところ、施策として進めていくには、調機醸養(?この言葉が見つかりません〜機運を整えていくと言う意味で使っていたように思いますが)しなければならないという点で、時間をかけて取り組もうと思っていて、具体的提言となっていないとのご指摘は耳に痛いところでした。
その最たるところが、力を入れたソーシャルバンクと地域通貨についてでした。
言い訳すれば、「内容についてきているようでしたが」とあるように、事前のやり取りをしていますので、こちらの意図は相当程度伝わっています。
暴走するマネーシステム 最初に、今日のマネーシステムに対する所感を尋ねました。金融の専門家である知事からは、「世界が協調して暴走を食い止める仕組みを作る必要がある」との認識が示されましたが、尖閣に象徴されるように、利害が対立する問題の調整は容易ではありません。
まして、米国等に潜在する力が牛耳るマネーシステムを変えるのは、そんな簡単なことではありません。金儲けのためには戦争を引き起こすことさえ厭わないほど人の強欲は際限がありませんし、国益という言葉が出てくると折れることができない。その根源部分に答弁を求めるのも詮がないかもしれません。
生煮え 一方、そこを変える端緒になるかもしれないし、ソーシャルバンクと地域通貨が持続可能な地域づくりのツールになりうると考え所見を求めました。
知事は、ツールになる可能性はあるが、地域住民の参加が鍵。行政として何ができるか検討すべき課題であると答弁されましたが、例示は局地限定的で、行政主導で行った事例への言及はありませんでした。再質問が許される時間がなかったので、ここは生煮えでした。
もっとも、県主導で今すぐ何ができる(NPOへの協調融資などは既に行っているが)と言うものでもなく、地道な積み上げをしないと県の直接的な出番はないだろうと思います。自身の掘り下げ不足もあるので、来月末には専門家を招いて勉強会を予定し、現地調査も重ねたいと考えています。
大きな魅力の一つ 自然農法については、有機農法との境は曖昧との指摘を頂いたことから、定住促進と持続可能社会の基盤となりうると考えるし、参入のハードルが高いので、新たな科学的知見に基づいて普及を図る必要があるとの前提から、自然農法を始めとする有機農業に対する所見を求めました。
知事は、島根が目指すべき農業の方向の一つで、島根の大きな魅力の一つと考えられ、定住の一つの力になりうるとの認識を示し、担い手育成対策として、平成24年、農業大学校に全国で初めて有機農業コースを設置し人材育成することなどの答弁でした。
この有機農業コースの設置は、今年3月の常任委員会で報告されたことですが、一般質問終了後、担当職員の話を聞くと、自然農法的なものもカリキュラム化されるようです。
学校図書館 学校図書館の関係ですが、特別支援学校における学校図書館と学校図書館を活用した授業の充実については、重要であるが厳しい状況にあるとの認識が示され、管理職を核に校内全体の理解を得ながら、整備を図るとの答弁。県立高校との絡みもあるので、突っ込んだところはこれからの課題だと考えています。
小中学校では、学校図書館活用教育図書整備事業は、学校要望と公共図書館の現状を踏まえて検討ということですから、来年も継続できるのではないかと思いますし、司書教諭の配置も進むのではないかと思います。