三島おさむの県政つうしんブログ

島根県議会議員、三島治の活動日誌です

2010年2月27日(土)

読む子は書ける話せる〜学校図書館活用教育フォーラム

 島根の取り組みがこのまま続くとどうなるだろうかと、本当にワクワクします。それは、手本となる東出雲の実践の凄さ、たった3年の取り組みですが、外に出て比べてみると本当によくわかるからです。


多読授業 第2回学校図書館活用教育フォーラム、武庫川女子大学でありました。午前中は、付属中学校3年生SE(スーパー・イングリッシュ)コースの特別公開による英語の多読授業を見学しました。中学3年生が、多読用の英語教材を読み、それをEssayの原稿に書くというもの。


 最初に、3人の生徒によるプレゼンテーションがありましたが、その英語力の高さにまず度肝を抜かれました。とてもうまい、まるでネイティブのような発音でした。しかも、堂々としています。


 この手法は、朝読書の時間に多読用の英語の本(内容の簡単な薄い冊子)を自由に選択して読み、終礼前に朝読んだ本のEssayを英語で書く(辞書・消しゴム不可)という取り組み。


読む子は書ける話せる この授業でも15分ほどの多読の時間を設け、それぞれに好きな本を手にとって読み、それを15分ほどで英語でEssayにまとめていました。たった15分、どんどん書き進めています。日本語を書くような感じ、ひょっとしたらそれよりも早い?


 そのEssay、ほとんどの生徒はA4にほぼ1枚程度書いています。すげ〜〜!(@@  何枚かのEssayをランダムに紹介されましたが、その1枚が写真のもの。


 毎日少しづつ、少しづつ読む。わからない部分は飛ばす、面白くなかったら他の本に変える、間違ってもいいから書く。文法など気にせず読む、そして同じものを音源で聞く。


 繰り返しは凄いですね。100万語読むと、不自由ないレベルで書き、話すところに達するのだとか。日本語でも多く読み込んだ子どもは書けるし、話せると聞きますが、一緒です。この生徒達の英語力、島根の中学生、はるか足元、靴の上にも行かないかもしれません。


 ただ、同行した先生が、一人の生徒に聞いたところ、図書館は全く使わないし、他の本は全く読まないのだとか。英語を日本語から変換せずに話せる能力は凄いと思いますが、人の深みや厚みがベースにないと国際人としては厳しいかなあと思うのですが、その辺りはどうなんでしょうか。


艶やかな和服 午後のフォーラム、最初に伊集院静氏の講演。背筋をピンと伸ばした艶やかな和服姿の女性が3人、いかにも場違いな雰囲気でしたが、いらっしゃっていました。さすが、伊集院氏ですね。下記に感じたところ。



  • 図書館には創造力の海のようなものがある。手を伸ばせば、自分が自由自在に豊かになれるものがある

  • 国が言葉を失うと国を失う。女性は(母になる)、豊かな言葉を培って欲しい

  • 読書は想像する力と創造する力を得ることができる。人間は知のために生きるのではなく、その知識が他人にどうかかわるか、世の中にどうかかわるかが大切。苦労、辛酸を重ねると、自分だけが苦しいんじゃないんだ!と気付く→手を差し伸べようとする心が出てくる

  • 品性は己を第一位に考える野ではなく、他人のためにというところにあらわれる

  • 松井秀喜は絶対に他人の悪口を言わない。言わないと決めている。

  • 豊かな言語力〜暖炉の槇の暖かさはいつまでも続くが、電気の暖房はそうは行かない。ケータイでの恋愛みたい。

  • 仕事の真髄は誠実と丁寧さ→人に伝える、協調するものに出てくる。結局〇〇なんですよ、と言ってはいけない。

「東出雲の圧巻」に続く

作成者 三島治 : 2010年2月28日(日) 00:49

東出雲の圧巻

「読む子は書ける話せる〜学校図書館活用教育フォーラム」の続き


東出雲の圧巻 学校図書館活用教育フォーラムのメインイベントは、学校図書館を使った教育実践報告とパネルでしたが、この実践報告に東出雲町立揖屋小学校の門脇司書が登場。


 その他には、NIEの実践に取り組む大阪の中学校の教諭、地元西宮の小学校、中学校それぞれの教諭の実践報告でしたが、NIEの実践は、活字文化というくくりではそうかもしれませんが、フォーラムの趣旨とは少しずれている感じ。読売新聞主催と言うこともあったかもしれませんね、、、


 また、西宮の実践、20年位の伝統があるようですが、それほど大きな広がりと深化が見られないように感じました。それは、いくらインフラが整備されようと、発表された凄い実践家の先生方がいようと、授業をサポートする人(司書)がいないとどうにもならないと言っているようでした。


 島根県内の自治体に比べ、ずっと財政状況は恵まれている筈、しかも、こんなに頑張っている西宮で司書配置が進まない。それほど、教育界全体として、学校図書館活用教育という実践の積み上げができていないのかと感じます。待てよ、伝えるのが、アピールするのが下手なだけなのか?


 西宮市立浜脇中学校、司書がいない中、巡回でやってくる学校図書館指導員とコラボしての実践、一度お邪魔して授業を見、もっと詳しくお話を聞きたいと思いましたが、学校の体制作りや授業の濃さ(情報活用という観点でのカリキュラム化も含め)では、東出雲が図抜けているように感じました。


 それは、取り組みによって子どもたちがどのように変わったのか?という問いに対する答えに象徴して表れているように思いました。図書館活用教育は目的ではないのですから、そこにきちんと結果が出なければ意味がない。

作成者 三島治 : 2010年2月28日(日) 20:47

2010年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
バックナンバー

2011年5月

2011年4月

2011年3月

2011年2月

2011年1月

2010年12月

2010年11月

2010年10月

2010年9月

2010年8月

2010年7月

2010年6月

2010年5月

2010年4月

2010年3月

2010年2月

2010年1月

2009年12月

2009年11月

2009年10月

2009年9月

2009年8月

2009年7月

2009年6月

2009年5月

2009年4月

2009年3月

2009年2月

2009年1月

2008年12月

2008年11月

2008年10月

2008年9月

2008年8月

2008年7月

2008年6月

2008年5月

2008年4月

2008年3月

2008年2月

2008年1月

2007年12月

2007年11月

2007年10月

2007年9月

2007年8月

2007年7月

2007年6月

2007年5月

2007年4月

2007年3月

2007年2月

2007年1月

2006年12月

2006年11月

2006年10月

2006年9月

2006年8月

2006年7月

2006年6月

2006年5月
新着記事一覧

ブログの引越し先

ブログを引っ越し!

御礼25万アクセス!

カジカとウグイスと

ビブリオバトル作戦会議

まさかの聴衆〜街頭演説で

新緑が

畑が決まりました

憲法記念日

風化
リンク

REPORT SHIMANE 三島おさむの県政つうしん
   島根県議会議員、三島治の議会活動や主張、島根の情報などを掲載

新!「三島おさむの県政つうしんブログ」
   ブログを新しくしました。こちらをお気に入りに追加いただけますか(^^

My Yahoo!に追加 RSS

Counter


プライバシーポリシー - 利用規約 - ガイドライン - 特定商取引法の表示 - サイトマップ - ヘルプ・お問い合わせ
Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.