尊敬する国とワーストワン ロシア国民の最も尊敬する国は日本。しかし、日本国民の見つめる目はワーストワン。それをどう変えるかが最も大きな課題と仰った(株)エル・アイ・ビーの高橋社長。
実は僕のロシア観も高橋社長の仰ったとおりでした。だって、全くといって良いほど交流がないのですから。
それにしても、ロシアの理不尽とも映る強引な政策変更によって、一番打撃を受けている方のお一人が中古自動車の輸出を手がける高橋社長。輸出量は以前の1/10に激減、ウラジオストクで中古自動車関係の仕事をしていた多くのロシア人が事業をたたみ、黒海周辺とかに移りつつあるのだとか。
でも、だからこそ?それを変えるのが課題と言い切る高橋社長、流石の人だと思いました。
馬の前に馬車を置くことはない ミハイル・ミハイロヴィチ・ベールイ駐日ロシア大使が講演を終えられた後、地域間交流と領土問題について大使のお考えをとの質問が出ました。
大使は、このことを語ると1時間かかるがなるべく短時間でと前置きし、「馬の前に馬車を置くことはない」とのロシアの諺を引用し、経済協力が発展すれば政府間協力は発展する筈。経済交流や民間交流が発展すれば、難しい問題があったとしてもその問題の重要度は下がる。そこにいい智恵も出てくるだろうと。
一昨日、慶尚北道の慶北日報の皆さんとの交流会があったと書きました。
交流の復活を ご存知の通り、友好提携を結んでいた慶尚北道ですが、竹島の日条例の制定以来交流は途絶えたままです。そんな中ですが、交流の復活をと願う皆さんがお集まりでした。みんな心を痛めているのです。このままの状態が続くことは、両県道の住民にとっても不幸です。
一昨日の歓迎会は、その交流を民間レベルで復活させ、そのパイプを今まで以上に太いものにして行きたいとの思いをお互いに確認できたと思います。そんな信頼の絆が深まっていく中で領土問題の帰し方にもいい智恵が出てくるのではないかと思います。
今日のロシア大使のお話は、僕にとって、またお集まりの皆さんにとっても素晴らしい余韻を残すものになったのではないかと思います。