2008年11月9日(日)
プラセボ
今日聞いたJohns Hopkinsのポッドキャストは少し物議をかもしそうな内容です。内科医やリウマチ専門医の半数が、プラセボを患者に処方しているというのです。しかも三分の二の医師がプラセボ処方について倫理的に許容できると考えているようです。ここでプラセボとはわりと広い意味で使っています。本当に単なる糖衣錠だけでなく、ビタミン剤や抗生物質も含めています。
こういうプラセボは投与しても特に害はないというのが倫理的にOKという理由です。そして、患者が長生きして気分が良くなるようにするのが医師の勤めであり、プラセボで気分的にでも改善されれば、それで目的は達せられたということになります。
なぜこのようにプラセボ治療が多いかと言えば、患者の要求だそうです。折角病院に行っても何も薬が出ないのでは患者が不満に感じるということですが、確かにそうですね。風邪で病院に行って、安静にしていれば治りますのひと言だけでは物足りないというのも分かります。ただ、治療の透明性に関して問題が残りますね。それに最近では病院の外の調剤薬局で薬をいただくことが多くなり、処方箋に何に効く薬か書いてあるので、狭義のプラセボはなかなか処方できない時代になったと思います。Elizabethさんが力の抜けた声でRickさんに質問したら、Rickさんも処方しているとポッドキャストで言っていました。ちょっと拍子抜けです。
作成者
medlearning
: 2008年11月9日(日) 18:27
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2008年11月5日(水)
大統領
アメリカでついに黒人が大統領に選ばれました。今年の始めは、初の女性大統領を期待していたのですが、ヒラリーさんに勝ったオバマさんの実力は本物だったのだと思いました。それにしても、アメリカというのは夢がかなう国なんだと他人事ながら感動しています。21世紀は前世紀とは違うと感じました。医学英語とは関係ありませんが、Online NewsHourでオバマさんの演説を聞いてみました。
ここで改めて驚いたのはアメリカの多様性です。老若男女だけではないのです。黒人・白人だけではないのです。gay, straightという言葉も大統領選の勝利宣言で出てきました。価値観というか人の生き方を受け入れるふところが本当に広い国だなと思います。
大統領選の最後は一騎打ちなのですが、マケインさんへの賛辞も忘れてはいません。形式的なものかもしれませんが、ラグビーのノーサイドの笛のような感じがします。Palinさんにも言及していました。
そして最後はGod Bless the United States of Americaでしめくくっています。スピーチの最初にschools and churchesと言っており、最後は神なんですね。日本は政教分離ですが、21世紀になってもアメリカは神とともに歩んでいくのだなと感じました。今回の選挙では医療問題が大きなテーマになりましたが、オバマさんの指導力によってアメリカの医療制度がどのように改善されていくのか興味あるところです。
作成者
medlearning
: 2008年11月5日(水) 22:21
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